感想です。
登場人物があまりに個性的だと(しかも主役達)、どうしても一般的視点になって話を展開させたり、こちら側のキャラが必要になる。それが最初は番上だと思ってたら、やつも奈々瀬と山根の歪みに引きずられ、結局まともなのがその彼女のあずさ、ということになり、しかし最後には彼女の狂気で幕引きがされる。
歪みの中にある愛情。愛情がそもそも歪んでしまうほどの感情だとでもいうかのような話。というか人間が歪んでいる、のか。あ、ヤバイ、「歪むって?」っていうスパイラルに陥ってしまう。
それにしても、これが舞台で演じられていたなんて。
奈々瀬の他人を気にするところに共感してしまって、なんとも言えないような。
2008年3月3日月曜日
『青春ソバット』黒娜さかき
感想をまだUPしてなかったので!眼鏡の方が白州くん、金髪?が有田くんです。白州くんはゲイで男とつきあったりふられたり、有田が気になったり。有田はノンケな男子高校生。あ、二人は同級生。ノンケなんだけど白州がチューとかするもんだから有田は揺らぐ揺らぐ、ぐらぐらと。あー面白い。白州のキャラクターが最高なのです。歪んでいるようでSで、でも有田にやさしい…あー楽しすぎる!!ちょうど発売中のIKKI4月号に続いてます。
『Op.ローズダスト 上・下』福井晴敏
発売時に買って読んでなかった本をようやくニートになって読むことができました!上巻は割と年末にがつがつ読めたのですがちょっと時間を置いて下巻を読んだらすごい緊張が続くので進まなくて。。留美のシーンはちょっと間延びしてたような。でもでもやはり面白かったです!丹原三曹と並河警部補、丹原朋希と入江一功、並河と千束、朋希と羽住…もう多様に絡み合う男達の遣り取りが凄かった…熱いよ!男の世界です。そしてそんな「硬」に「柔」を添えていく女性達の存在がまた良いですね。それとなく存在している。「彼女」だけは別格ですが。
それにしても人間関係もさることながら、「国家」とか考えてしまいました、やはり。福井先生は問題提起を潜ませつつ、やはりエンターテイメントとして描いてるんですよね。映像的ですもの。その辺が重そうなんだけど読みやすい所以です。。
そんな先生は最近の「イージス」関係の問題をどんな目で見ているのか気になるところです。衝突だけじゃなくてあのスパイの件とか・・。
あ、今先生の公式サイト行ったら本作の特設ページがまだあった!ありがたい!期間限定ブログもまだ見れましたwがっかり質問ちょーウケる。。やっぱり本は「積ん読」はなるべく避けねば…まだまだあるぞ、うちの本棚!うーん今は「ガンダムUC」がメインなんですねぇ・・。
それにしても人間関係もさることながら、「国家」とか考えてしまいました、やはり。福井先生は問題提起を潜ませつつ、やはりエンターテイメントとして描いてるんですよね。映像的ですもの。その辺が重そうなんだけど読みやすい所以です。。
そんな先生は最近の「イージス」関係の問題をどんな目で見ているのか気になるところです。衝突だけじゃなくてあのスパイの件とか・・。
あ、今先生の公式サイト行ったら本作の特設ページがまだあった!ありがたい!期間限定ブログもまだ見れましたwがっかり質問ちょーウケる。。やっぱり本は「積ん読」はなるべく避けねば…まだまだあるぞ、うちの本棚!うーん今は「ガンダムUC」がメインなんですねぇ・・。
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