感想です。
登場人物があまりに個性的だと(しかも主役達)、どうしても一般的視点になって話を展開させたり、こちら側のキャラが必要になる。それが最初は番上だと思ってたら、やつも奈々瀬と山根の歪みに引きずられ、結局まともなのがその彼女のあずさ、ということになり、しかし最後には彼女の狂気で幕引きがされる。
歪みの中にある愛情。愛情がそもそも歪んでしまうほどの感情だとでもいうかのような話。というか人間が歪んでいる、のか。あ、ヤバイ、「歪むって?」っていうスパイラルに陥ってしまう。
それにしても、これが舞台で演じられていたなんて。
奈々瀬の他人を気にするところに共感してしまって、なんとも言えないような。
0 件のコメント:
コメントを投稿