2008年2月14日木曜日

『紫骸城事件』上遠野浩平

引き続き。今回の進行役は魔導士フロス・フローレイド大佐。

限界魔導決定会の立会人として紫骸城を訪れる。まず面白いのがその城が300年前の魔女の遺物であり、魔法を吸収する建物であるところ。だから会場に選ばれている。

更にストーリーを複雑にさせる戦地調停士ミラル・キラルという双子もキャラクター。次々起こる殺人。

フロスは前作の風の騎士と知り合いらしく、所々でその名が出てくる。その辺りの人物関係も想像するのが楽しい。後半、二人が会うシーンがあるのだがここは萌えますた。

事件自体はこの世界ならでは、な感じだが意外と「えー」と嫌な感じにならず「へー」と納得の解決がされる。

問題は多分4作出ているのに、手元に3作目しか無いところ…。今夜は3作目を読みまつ。

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